Linuxで監視サーバー構築(Zabbix+Apache)
前回のテックブログより早2カ月、我が家のNW環境は超安定が続き平和な日々を送っています
そこで現在余っているミニPC(NiPoGi E1)CPUはIntelのN97搭載、メモリ16GB、SSD(Patriot M.2 512GB)で何かできないものかと模索して
ローカルAIでもインストールしてみようかと、Ollamaをインストールして検証してみたが、Thinkingタイムが長すぎて使い物にならないし、ThinkingをOFFにしてもやはり応答速度が遅すぎる
この状況では全く使い物にならないので、自作PCにインストールしてみたが、若干の改善はある物の実用は厳しいのでアンインストールして、NiPoGi E1からもアンインストール
さて何かNiPoGi E1の使い道はない物かと、ChatGTPに相談してみたら「監視サーバーはどうですか?」と・・・
そう言えば監視システムはまだ手をかけたこともないし、興味があったのでNiPoGi E1にUbuntu Server LTSをインストールして構築してみた
まずWindows PCよりUbuntu Server LTSをダウンロードしてRufusでUbuntuインストールメディアの作成
これはWindowsインストールメディア作成もしてるのでサクッと終わらせて、NiPoGi E1にUbuntu Server LTSのインストール
Ubuntu Server LTSのインストール完了‼
Ubuntuデスクトップ版ではないので、ChatGTPに聞きながらのコピペは出来ないので、SSH接続でWindows PCよりTera TermでNiPoGi E1を操作
監視サーバーはZabbixとApacheを導入
ここからが思った以上に手ごわかった💦
まず何を監視するのか、監視対象は
- Synology-NAS
- YAMAHA RTX840
監視項目は
- Synology-NAS(ログイン履歴とアクセス履歴、NAS異常警告アラート)
- YAMAHA RTX840(不正アクセス警告アラート)
- 全ての監視対象の異常とアラートはメールで転送
これで監視の対象と監視項目は決まったので
まずSynology-NAS監視の設定から始めた
ZabbixとApacheは既にインストール済み、ChatGTPに聞きながらZabbixのGUIより設定開始
思った以上に手ごわい
小生はまだ監視システムが理解できていないのに設定項目が多すぎて全く理解できない
が、何となく仕組みは分かってきたような気がする、トリガーとアイテムの作成と設定(勿論ChatGTPに聞きながら)
Ubuntu Server LTSのインストールから丸2日かかってようやくSynology-NASの監視とアラートをメールで飛ばすことが出来るようになった

ZabbixのGUI設定がこんなに複雑で困難だと想像すらしていなかった
丸2日かかってようやく半分くらいしか出来ず、完全にやる気消失・・・
これ以上続けても頭に入らないし集中力が電池切れ・・・
残りは明日やるか・・・
翌日、監視サーバー構築3日目スタート
ここまでの構築は
- Ubuntu Server LTSの構築
- ZabbixとApacheのインストールと構築
- Synology-NASの監視(CPU負荷率とメモリ負荷率、機器異常アラート送信)構築
残る構築は
- Synology-NASのログイン履歴とアクセス履歴検出
- YAMAHA RTX840の不正アクセス検知
まず、Synology-NASの監視構築を完成させよう
アクセス履歴とアクセスログはSynology DSMのログよりApache経由でZabbixに反映させる
これがまたちゃんと反映されなくて調べるとSynology-NASのSNMPサービスが有効になってなかったので、有効にするところから
SNMPv3を使用するので認証パスワードと暗号パスワードの生成
ただでさえSynology DSMのパスワードにYAMAHA RTX840管理者ログインパスワード
Ubuntu Server LTSのログインパスワードにZabbixデータベースパスワード、Zabbix GUIパスワードを生成してるのにまだパスワード生成とは・・・
仕方ないので新たに2個パスワード生成(絶対メモっとかなければ完全に詰んで0からスタートになる)
ようやくSynology-NASのSNMPも有効に出来てUbuntuにログが飛ぶようになった
ここからZabbixに反映させるためにGUIからアイテムとトリガー設定
アクセス履歴とアクセスログを検証してウェジェットに追加
ちゃんとモニタリングできてる
昨日作ったCPUとメモリ負荷率のグラフもちゃんとモニタリングできている
この時点でウェジェットは4個生成で既に半日経ってしまった
ChatGTPをPlusに課金して使用していたが、Workで使用していてThinkingで時間がかかりながら構築したので集中力は電池切れ
3日目も半日で終了して翌日はChatで作業を進める事にする
4日目の構築スタート
次はYAMAHA RTX840の不正アクセス監視である
この構築が今まで以上にややこしくて思った通りに反映できない
何が反映できないかと言うと、ログインは検知できるが、ユーザー名やパスワードの間違いでログイン画面に戻された際の検知が出来ないと言う事
RTX840のルーティングについては今の設定を変えるとSynology-NASのQuickConnectが外れてしまってSynology-NASに外部からログインできない現象が以前発生したからルーティングの設定は触りたくないので、諦めることにした(諦める判断まで色んな検証をして約5時間)
切り替えて、指定したIPアドレスからのログイン検知で構築する
管理画面にログインする端末を1台に決めてIPアドレスの指定を条件に入れてトリガーとアイテム作成
ログイン検証できたのでアラートをメールで飛ばす設定をして完了
試験で別IPアドレスより管理画面にログイン
即座にアラートメールが飛んできて、計画していた監視サーバーの全ての構築が完了

これが実際のZabbix監視画面
ユーザー名やIPアドレスは黒塗りしたが、CPU負荷率、メモリ負荷率、YAMAHA RTX840の不正アクセス、Synology-NASのログイン履歴とアクセス履歴が無事モニタリングが出来るようになった
今回のまとめ
- 余ってたミニPCの有効活用でNASのアクセス履歴とルーターの不正アクセス検知がモニタリングできるようになった
- 監視サーバーは思ってたより手ごわい(そもそも素人が手を出すもんじゃない)
結びとして
ちょこっとネットワークをかじっただけで簡単に監視サーバー構築できると完全に舐めていた
以前にUbuntuデスクトップでバックアップサーバーを構築した時とは訳が違うくらいややこしい事も理解できた
昨今サイバー攻撃や不正アクセスが増えてきているから監視サーバーはこれからもっと内容の濃い構築が出来るように日々精進
もっとも監視以前にセキュリティー意識を高める必要性が第一であるが、不正アクセス検知の発砲も防御対策の一つで、日々監視を続ける事でいち早く検知して対策が出来るので、ネットワークと監視サーバーの勉強をして理解する事が今は一番の課題であり、この仕組みを完全に理解できればどんな構築でもAIの力を借りれば容易い事となるだろう
小生のような駆け出し物が言う言葉ではないが・・・
今回の監視サーバー構築費用:0円
構築日数:延べ4日(約27時間)
投稿者プロフィール
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【執筆者:三宅 博(ネクストアンカー代表)】
52歳まで某石油会社販売店にてトラックでのドラム缶輸送等に従事。42歳で初めてPCの電源を入れWindows 98との出会いを機に趣味でPCの世界へ。週刊アスキーを片手に我流でPCのHDD拡張や自作PCを極める。「好きこそ物の上手なれ」を原動力に52歳で脱サラ、IT・インフラ業界へ飛び込み、個人事業主として7年目、屋号「ネクストアンカー」を掲げて3年目。「物理(配線・LAN工事)」から、ネットワーク・キッティングの「論理(構築)」、そしてLTS/CLI環境での「監視(Zabbix+Apache)」まで、現場のインフラを1人で一気通貫で要塞化・保守できるハイブリッドな技術力が強み。家庭環境にRTX840とSWX2310-28GTを新品導入する生粋のインフラ好き。
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