RTX840とSWX2310-28GTで完結
前回のテックブログのアップの後に1か月の長期出張があったのでブログは更新していませんでしたが、出張時に常にRTX1210の挙動(LAN1の未サポートパケット、LAN2のカウントアップエラー警告)を監視していました
LAN1の未サポートパケットは勿論の事、LAN2のカウントアップエラーが頻繁に起こっており、大した数のパケロスではないもののRTX1210の警告はやはり精神衛生上よくないので、RTX840の新品購入を考えていました
帰阪と同時にRTX840の新品を注文して、早速初期設定を終わらせて導入
やはり最新のRTX840はとても優秀で、カプセル化されたパケットのデカプセルにも対応しているとの事
導入より10日間ほぼ毎日show status lan2のコマンドで確認していますが、一度もカウントアップエラー警告は出ず
カウントアップエラー警告はやはり世代が古いRTX1210のデカプセルの取りこぼしが原因だったようです
これでLAN2のカウントアップエラー警告問題はクリアできたので暫し安堵
と思いきや、中古で購入したSWX2200-8Gのポートが不調になり、Aruba AP303HのVLAN10の無線が飛ばない現象が確認され、LANケーブルの抜き差しとAruba AP303Hの再起動で復旧はしたものの、所詮は中古スマートスイッチ、これまでに過酷な使用状況を耐え続けるにはそろそろ限界か?
スイッチの新調も視野に入れなくてはなりません
また中古機種を漁るか、それとも新品購入か・・・
そもそも小生の自宅兼事務所の環境では8ポートでは到底足りなく、SWX2100-16Gも併用していたのでここで1本化してスマートなNW環境の構築が理想なんですけど、RTX840の新調(約9万円)の出費の直後であまり予算は出せません、YAMAHAのスマートスイッチの8ポート以上に機種になると約10万円以上の出費に・・・
だが、現にSWX2200-8Gのポートの不安定のままの運用もいかがなものかと・・・
VLAN切りたいし、スマートスイッチ以上の機器の投入を考えてあっちこっちのショッピングサイトを物色するも在庫切れや高い機器ばかり・・・
その中でAmazonでSWX2310-28GTインテリジェントスイッチが新品で破格の89,800円!
ショッピングサイトの平均価格は143,000円するのになぜかAmazonで89,800円
これは怪しいかも?
それでも販売、発送元がAmazonなのでもしもの時は返品返金対応してくれると信じて、ポチっと!
翌々日に着荷!
開封してみると一度開封したようなしていないような痕跡が・・・
でも付属品や、新品で付いてくるサポートシールなどは全く新品のままなのでそこまで気にする必要もないだろうと、早速初期設定!
??????
YAMAHAのデフォルトのPasswordがadminなのに通らない・・・
タイポでキーボード2個押ししたか?
再度admin感度は確認しながら慎重に入力・・・
また弾かれた!
??????
YAMAHAのサポートサイトを再確認して初期はadminと再認識、おかしいなぁーadminで正しいはずなのに・・・
再度、adminを入力!
!!!!!!
間違ったPasswordを3回入力したのでロックがかかってしまった
新品だよな?なぜ?
考えても仕方ないので電源を落としてジェミニに相談
ロックがかかっても1分で解除されるらしいので、電源を落として5分ほど放置
次はGUIでなくCLIで試してみよう
その前にSWX2310-28GTの初期化から・・・
コンソールケーブルを繋いで電源投入後にEnterキー連打でファクトリーリセットを入力して無事初期化完了
念のためもう一度電源を落として5分放置
さてGUIで入れるか確認
今度はいけそう
管理ユーザー:admin
初期Password:adminを入力
いけた!
やはり何らかで初期パスワードが書き換えられていた模様ですな
まぁ、安かったしそんな事はあまり気にせず、Passwordを書き換えてGUIで初期設定
今回はRJ45ポートが24ポートとSFPポートが4ポートあるのでVLAN100とVLAN10の割り当てをどうするか
折角なら無線APもAruba AP303Hが2台、Aruba AP305が1台あるので、仕事で使うメインはAruba AP305を使用して、エンタメ系はAruba AP303Hで無線も物理的に分けてしまおう!
ポート1~12はVLAN100(ポート1、2はSynology DS220+のLACP設定、ポート3~12はアクセス)
ポート13~23はVLAN10(アクセス)
ポート24はRTX840からのカスケードになるのでTrunkに設定


初期設定も完了したので物理の入れ替え作業
狭い環境で難儀しながら入れ替え完了、LAN接続してSWX2310-28GTに電源投入!
次はAruba AP305の設定!
Aruba AP305はVLAN100なので通常の初期設定で完了!
Aruba AP303HはVLAN10オンリーなのでVLAN10オンリーの設定完了!
いざ接続!
??????
??????
??????
Aruba AP303Hは吹いてるのにVLAN10に繋がらない!
Aruba305はちゃんと繋がってるのになぜ?
よく見るとAruba305とAruba AP303Hのファームウェアのバージョン違い!
Aruba AP305も最新バージョンにアップグレード!
これでどうだ!
??????
やはり繋がらない
ArubaのGUI(インスタント)で現状確認!
Aruba AP305はしっかり親機として認識されているが、追加のAruba AP303Hが2代目に認識されていない・・・
ん~~~~~~~
困ったもんだ
しかもAruba AP305は高出力なので発熱量が半端ない
これは仕方ないなぁー
だが何度何をやっても2代目として認識しないのでAPをそれぞれ再起動・・・
まず、親機のAruba AP305を完全に再起動が終わってArubaインスタで親機として認識しているか確認
続いてAruba AP303Hの再起動!
暫くしてAruba AP303Hも完全に再起動完了!
さて2代目として認識してくれるか・・・
10分ほど放置しているとAruba AP305のインスタでちゃんと303Hを2代目として認識!
VLAN100とVLAN10でクライアントの確認も完了しているが、Aruba AP303HでVLAN10のクライアントは0
どうやってもAruba AP303HにVLAN10のクライアントが移行しないので、APの2台構成は諦めてAruba AP303Hの1台運用する事に決定!
Aruba AP305の方が高性能なのだが高出力の為、発熱量が半端ないので断念して予備機に回ってもらって箱に戻し、Aruba AP303Hを初期化してVALN100とVLAN10の再設定!
やはり1台構成だと安定する!
さて次はエンタメ系のおしゃべりパケットの封じ込めの設定!
SWX2310-28GTはインテリジェントスイッチなので細かい設定が可能なので、IGMPスヌーピングとMLDスヌーピングを設定して余計なパケットの切り捨てをさせる
これで未サポートパケットはSWX2310-28GTで全て切り捨てられてRTX840には届かないはず?
設定が完了したのでRTX840でclear status lan1、saveを実行し、10分放置
10分後にshow status lan1で確認!
ここで未サポートパケットが確認できなければ小生の勝ちが確定・・・
ところが、世の中そんなに甘くない
未サポートパケットが767発見!
なぜ?
SWX2310で切り捨てたのでは?
確かに10分放置で767は激減したがなぜ?
早速ジェミニに相談
ジェミニの回答は
【結論から申し上げますと、この未サポートパケットの正体は、テレビなどのエンタメ端末ではなく、「プロバイダ(回線)側からLAN内に降ってきている、NTTフレッツ網特有のIPv6マルチキャストパケット(閉域網パケット)」である可能性が極めて高くなりました。】
との事、これを完全に阻止しようとするとRTX840の設定をいじってフィルターをかけてやる必要がある
過去にRTX1210で同じように設定をいじってフィルターをかけた結果、DS220+のSynologyのQuickConnectが繋がらなくなり、復旧にかなりの時間がかかったので、この未サポートパケは無害なので無視するという結論を出した!



まぁ、未サポートパケットの正体が分かったのでこれ以上はNW環境が不安定になる事を避けて、今の状態をキープしてこの件は完遂とします
約2カ月に渡って未サポートパケットを追い続けて、結論が出たので良しとしておきます
今回のまとめ
- 中古機器は世代が古い為、日進月歩、いや秒進分歩のIT業界では色んな弊害が出るので最新機器の導入が望ましい
- ネットワークの勉強をするには中古機器で壊してもいい勢いでいじくり倒す(超コスパ良し1万円~2万円)
小生はRTX1210、SWX2200-8G、SWX2100-16Gの3台でわずか45,000円でNW初心者から勉強、実証検証出来た - 業務用AP(Aruba AP305、Aruba AP303H)は優秀な機器だが、2台構成(セグメント違い)だと相当苦労するし断念する
結びとして
本格的にネットワーク設計、構築、キッティングを始めたのが2026年6月初旬からのスタート
仕事柄、キッティング済の機器、リプレイスは毎度の事だがお客様の環境では実証できないので今回思い切ってNWに踏み込んでしまいました
AIに聞きながらの作業がほとんどでしたが、一つだけハッキリと分かった事があります
前にも触れましたが、机上の空論は誰でも言えるし勉強できます、でも現場は机上の空論通りにいかないイレギュラーが満載だという事
机上の空論だけを信じてトラブルの切り分けは余計な時間(お門違いな詮索)をかけるのでお客様には多大な迷惑がかかる
いかに早く切り分けて原因を突き止める事が大事です
今回、想定外のイレギュラー、お門違いの切り分けの失敗は教訓として、機材代総額で約225,000円の授業料だと思えば通常学べないことを経験しました
今後、この経験が生かされるかどうかは分かりませんが、ようやくNWの世界の入り口に立てたような気がします
これで自宅兼事務所のNW構築は完結しますが、新たな機材導入やトラブルシューティングした事例などもこのテックブログに綴れればと思っております
これまで小生の超初心者、ド素人の奮闘記にお付き合いくださいました皆様、ありがとうございました
日々向上心!
失敗のない人間に成功はない!

