【実証検証】RTX1210×DS220+ リンクアグリゲーション相性問題とv6プラスでのパケロス・バッファ拡張対策
タイトルを見てなんのこっちゃと思う方もいれば、今更何を語っとんじゃと言う方もいらっしゃいます
このタイトルを見て鼻で笑われるNW構築上級者様は今すぐこのページを閉じて闇に葬ってくだされ
これはあくまで個人自宅での実証検証の覚え書き記録なので何も深い意味はありませんし、決して小生の手順が正しいとは思っていないので不快に思われる方はご遠慮ください
事の初めは個人事業主として外注作業員様と資料の共有を図りたいと思い始めたことにあります
当初、自己使用目的でBUFFALO NAS LS210D0601Gを古くから所有、使用していた事から始まります
第1段階:すべての始まり
まず最初に小生宅はV6プラス環境でガチガチの暗号化の中、外部からの侵入(NASでのアクセス)が困難な状況下でBUFFALO NAS LS210D0601GをローカルNASとして使用していましたが、外注作業員様との書類、資料のやり取りをGIGAファイル便等を使ってやり取りをしていました
それが非常に不便で一時はV6プラス環境からIPV4環境に切り替えようと何度も思った次第です
当時の環境をGoogleジェミニのAIを使ってPlantUMLでマップ化してみました

終端機より家庭用のTP Link製のArcher AX23を使用しての構成でした
まぁ、この時点で家庭用にしては結構な構成にしてたと思います
Wi-Fi接続できる端末もわざわざ優先LANにして無駄にポートを埋め尽くしていました
当時はこのくらいの構成でもTP Link製のArcher AX23では余裕にネットワークを回せていました
第2段階:DS218+導入
先程述べたように外注先とのNAS共有を考えて次にSynologyNASの導入に踏み込みました
が、ご存じの通りSynologyNASの2ベイとは言え、新品で買うほどの予算は削り出せず
Yahoo!ショッピングで状態のいいSynology DS218+を見つけての購入
ここで+が付いた業務用に適したNASを購入する事が第1の目標でした
DS218+導入後のネットワーク構築はさほど変わらずBUFFALO NAS LS210D0601Gの入れ替え程度でした
これを第1段階と名付けてまたまたGoogleジェミニの力を借りてPlantUMLでマップにしてみました

大まかに構成は変わらなかったのですが、NASの構成を最上位にもって行く事で様々なネットワークトラブルを回避できると信じての構成でした
この時点でNASにはUPSも導入していました
が、DS218+でいいだろうと思っていた矢先にYahoo!ショッピングで状態のいいSynology DS220+を見つけてしまったのです
追加メモリ4GB搭載済みでSeagate Ironwolf 4GB×2付属で49,800円
即買いレベルですよね、即ポチって構築
Synology DS220+はDS218+と違ってLANポートが2つあるタイプでリンクアグリゲーション(Bond)が組める超優秀で安価なNASなので早速リンクアグリゲーション(Bond)を構築してLANケーブル2本差し
上記のマップを見ると分かるのですが、我が家ではポートがパンパンの状態
ここからが泥沼の始まりでした
第3段階:DS220+導入・ハブ物理分離

ポートが物理的に足りなかったので在庫(現場検証用で使ってた)HUBを追加で構成
HUBでNAS・PC・エンタメの物理分離をしてみました
当初は8ポートHUBとArcher AX23の背面4ポートHUBでの構成でしたが、どうももたつきが気になりだし、物理的にHUBで分離してやる方がパケロスやパケ詰まりが発生しにくいのでは?
と考えての分離でした上記マップを見ていただくと一目瞭然でネットワーク上級者様から見たらなんて構成でなんで家庭用ルーターを使ってるの?
とお思いでしょうが、物理的に物を見てると意外とそう感じないものなんです
机上でマップやコマンド、コードを見ると馬鹿らしく見えても、実際現場で物を見るとそこまで不自然間ってなく何の疑いも持たないんですよ
話を戻します、もたつきがもしかしたら家庭用ルーターTP Link製のArcher AX23の限界かな?
と思ってArcher AX23のログを取ってみたんです
勿論小生はログ解析は出来ないのでジェミニに丸投げです
解析結果は、Archer AX23は余裕で動作してるとの事、パケロスや遅延、オーバーロードなどないと
でも、このぶら下げ台数(これにWi-Fi接続端末が4台もある)が家庭用ルーターの限界だと思い、ビジネスルーターの購入を検討し始めました
最終形態:YAMAHA RTX1210導入

これまた状態のいいYAMAHA RTX1210が中古で激安価格(2026年9月で修理受付も終了なので激安)だったので即ポチ
YAMAHA RTX1210は堅牢な機種としても有名で実績のある機種、小生が手に入れたものは2020年~2021年製造の最終ロットであろう筐体
あと5年は健康的に動くでしょう、もしかしたら10年いけるかも?
RTX1210はいきなりネットワークに繋いで192.168.0.1を叩けばGUI画面で全ての設定が出来るのですが、我が家は外注の職人さんとNASの共有をしているのでネットワーク断は極力最小で留めたく、コンソールケーブルでのキッティングを選択しました
コンソールケーブルでの設定、コマンドは少ない(小生の環境ではコマンドは数行)ので慣れた人なら5分で終わるでしょうね
中古なので取説もなく、YAMAHAのコマンドなんか知らないのでここはジェミの登場!
躓いた個所が一か所だけあってRTX1210にリンクアグリゲーション設定をしてやること、これがジェミニのコマンドが的外れで結構苦戦しました
AIでコマンドやコードで無駄に踊らされた事、皆様もあるんじゃないですか?
話を戻します、リンクアグリゲーションのコマンドがどうもうまくいかず、ジェミニに色々聞いてたらジェミニが「RTX1210にコマンド吐き出させましょう!」と言って吐き出しコマンドを教えてくれて、正しいコマンド入力でキッティング完了です
この時点で2時間近くかかってました
上級者の方から言わすと素人だなぁー
って言われると思います
まぁ、そう言われてもしょうがないですよね、RTX1210のキッティングは初めてですからぐうの音も出ません
なんだかんだと言いながらも設置も完了
今まで我が家を守ってきてくれたTP Link製のArcher AX23はブリッジモードでAPとしてWi-Fi環境を守ってもらいます、まだまだ引退させませんよー(笑)
設置状況はこんな具合、左から終端機・RTX1210・TL-SG105、TV背面に控えたDS220+、シアターラックに全て格納しています



DS218+はDS220+の後ろにいるので移ってません
個人宅でこのLANケーブルの量、アホでしょ(^-^;
設定、設置は問題なく?
っと言いたいとこですが、かなりの問題が発生しまして・・・
RTX1210のダッシュボードで警告が・・・
LAN1、LAN2に警告が出て、調べたらパケロスが発生していました
LAN1の警告ならローカルなので簡単につぶせますが、外部に出ているLAN2の警告は見逃せません
この警告が上がったのは外部からNASにアクセスした時刻に上がっていたのでSynology DS220+のBond設定に問題と言うか相性があったようです
YAMAHA RTX1210はBond設定でバランスXORに対応しているのですがSynology DS220+のBond設定バランスXORと相性が悪かったらしく、Bond設定拡散分離にして安定しました
翌日に再び警告が・・・
またしてもLAN1とLAN2の警告
LAN2のエラーカウンタがカウントアップしています・・・
今度はV6プラス環境に対してのバッファが足りないかもしれないんでコマンドでバッファ拡張してみてくださいとの事
早速バッファ拡張コマンドを叩きこみログを採取してジェミニにログ解析してもらいました
ジェミニの分析結果
現在の通信状態の分析
IPv6通信のみが走っている状態
・受信パケット:IPv4が「0パケット」に対し、IPv6が「3480パケット」
・送信パケット:IPv4が「0パケット」に対し、IPv6が「1553パケット」
分析結果
ルーター起動後、LAN2ポート(WAN側)ではIPv6(IPoE方式など)のパケットのみが通信されています。
近年の高速な光回線(「v6プラス」や「クロス」など)のインターネット接続環境であることが分かります。
IPv6の高速トラフィックが瞬時に流れ込んだ際、初期設定のバッファサイズでは処理が追いつかず一時的に溢れていた可能性が非常に高いです。
コマンドによるバッファ拡張と再起動が的確に効いた状態と言えます。
と的確な答え!
保存して再起動したら警告はすべて消えてRTX1210は健康状態で安定しました

V6プラス環境でのRTX1210のリモート操作
ポート開放が出来ない中でのV6プラス環境で外部アクセスは仮想VPNソフトの力を借りる以外は危険な状態!
だが、仮想VPN利用で遅延やリモート操作に不備が出る為、何か手段を・・・
と考えていたら、うちにはSynology NAS DS220+があるじゃないですか!
NASもSynologyのクイックアクセスで共有しているので外部からクイックアクセスでNASに入り、NASのブラウザでRTX1210のリモート管理できるのでは?
早々にDS220+にブラウザアプリをインストールして、クイックアクセス経由でブラウザを開いてみたらしっかりRTX1210のダッシュボードにアクセス出来て、RTX1210の不正アクセス検知にもかからずリモート管理できるようになりました

全ての操作も完璧!
これで出張中も警告が上がっても保守出来るようになりました
まぁ、自宅環境だから色々検証出来るわけで、お客様環境ではネットワーク断の可能性のあるコマンド入力は出来ないので、RTX1210を導入してよかったです
RXT1210はもう現役では動いているところは少ないですが、後継機種のRTX1220とほぼ同じなので小生も多少のメンテナンスとトラブルシューティングは完璧に出来るよう自宅のRTX1210で検証していきます
長文のブログになりましたが、これは自分の保守記録として忘れないように残しておきます
